SONYのCDコンポを最適化

SONYのCDミニコンポMHC-J970EXを中古で購入したのですが
いろいろと不満な点があったので、改善しました。



MHC-J970EXについて

この製品についてですが、94年ごろに発売されたソニー製CDミニコンポーネントシステムです。
当時のSONY製CDミニコンポの最上位機で定価は\175000となっています。私は昔からオーディオに興味を持っていまして、今でもこのコンポのカタログを持っているのですが(当時は、まさかこんな高級品が手にはいるなんて思ってもいませんでしたが) 、それによりますと、
スピーカはツィータにエレクトロスタティック・トゥィータを採用。これは静電気にりセロファン状の振動体を駆動することで、超高域まで癖のない再生ができます。高級オーディオスピーカやヘッドフォンでも用いられることがあります。
ウーファーは
モーショナル・フィードバック方式を採用し、ウーファーがアンプからの信号にどれだけ忠実に再現しているかをリアルタイムで監視し、補正していく回路を搭載。バイアンプ構成でパワーアンプ及び電源はスピーカー本体内部にそれぞれ搭載します。これにより大出力を確保するとともに、クーリングファンの除去にも成功。再生時のノイズを限りなく減らした設計となっています。最大出力(EIAJ)は、ウーファー70W+ツィータ70Wの2chで計280W。ドルビープロロジック搭載で総合出力は最大320W(EIAJ)です。
CDプレーヤー部はソニー高級CDプレーヤーESシリーズからゆずりうけた、アドバンスドH.D.L.C回路を採用。これにより理論ダイナミックレンジ131dB を達成。
プリアンプ部はデジタル・シグナル・プロセッサで臨場感を再現し、AI-DSPコントロールでは、スピーカの設置位置、壁の厚さ、リスニングポイントを設定することで最適な音質を再現します。
また、音声ケーブルは全てRCAピンジャック式を採用し、コントロールアンプ部にはソースダイレクト・スイッチを装備します。これにより音質劣化を限りなく抑えた信号をアンプに供給できます。

この機種の位置づけとしては、”音質を求めながらもミニコンポの機能性を求める”といったものでしょう。
また、ここまで手の込んだミニコンポは、後にも先にもこれぐらいしか無いのではないでしょうか。

いかに、このコンポの不満な点を解消するべく、修理・改造記事を載せておきます。


@-(1).ツィータの修理


@-(2).パワーアンプ考察


A.AMラジオの受信感度を上げる


B.待機電力を減らす


C.時計表示を消す。


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