時計表示を消す
※この改造を行うには、省電力化改造をしてください。
このコンポは電源を消すと、時計が表示されます(というかどの機種でもそうだけど)。私は寝るときは真っ暗にするタイプで、部屋を暗くするとこの時計表示がまぶしくて寝れないときがあるのです(笑)。
そこで、電源を落とすと時計表示が消えるようにしました。
またこのFL管はヘタりやすく、とくにチューナーのFL管は老化が著しいのです。これ以上老化させないためにも、まさに一石二鳥な改造です。
@このコンポのディスプレイはすべてFL管を採用しています。FL管はブラウン管のようにアノード電圧をかけておいて、そこにカソードを接続すると発光する仕組みになっています。
このコンポは、電源を切っても常にFL管のアノード極に電圧が加わっているようで、そのおかげでコンセントを入れておくだけで表示がヘタります。上の省電力化改造を行えばCD部とTAPE部のFL管の老化は防げるようになります。とくにチューナー部のFL管の老化が激しかったので、これ以上酷くならないためにも改造する必要がありますね!
※ちなみに、アノード電圧といってもブラウン管のように何万Vという高い電圧ではなく、せいぜい十数Vの電圧ですので安心してください。
A今回の改造で必要なもの:24Vリレー、100V1A程度のシリコンダイオード、35V330μF程度の電解コンデンサ。
仕組みは電源連動を利用して、連動されているAC20Vをダイオードとコンデンサで整流し、リレーを動作させてFL管のアノード極をON/OFFするものです。
リレーの電源はここから取ります。 | ![]() |
写真のように作業すればOKです。 | ![]() |
リレー付近はこんなかんじになります。 これで終わりなので、あとは元に組み立てて動作確認します。 |
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