デジタル時計の製作 秋月電子で売られている液晶モジュールとPICを使った時計を作ります。 |
電子工作関係のリンクを辿っていたら、電子工作の実験室というところに、この時計製作の記事があって、興味をそそられたのでやってみました。
始めは、この記事を参考にして、液晶上段に西暦年月日・現在温度/下段に現在時刻をAM/PMで表示。ということをやろうとしましたが、かなり難しいようなので断念し、こちらの記事のものを作ることにしました。
この回路は時計以外にも、タイマーが内蔵されており、10プログラムまで組むことができます。
STEP1
といってもそのまま作るのもなんなんで、MPRABを使ってプログラムをほんのちょっと加工しました。元のプログラムは時:分:秒となっていますが、これを時:分 秒としました。そんだけです。
STEP2
使用するPICは16F84A/20。外付け部品が非常に少ないので楽です。
今回はPIC書き込みに苦労しました。IC-PROGで行ったのですが、書き込みに成功してもなぜか上手く動作してくれないのです。いろいろと研究したところ、OscillatorはHS、FusesはPWRTのみチェックすることです。
(ちなみに、この時計製作には去年(01年11月)から取りかかったのですが、PICの書き込みでつまずいて、やっとこ完成にこぎ着けたのが今(02年4月)なのです)
電源は秋月で買ったソーラーパネルから、QC-PASSで新品\300で買ったノート用Ni-MHバッテリ(10.8V
3500mAh)に充電したもので賄おうと思ったのですが、上手く充電できてないようで、すぐ無くなってしまいます。
本回路の消費電流は9mA程度と非常に少ないのですが(定電圧ICに78L05を使った場合。7805だと12mA程度)、しょうがないので秋月の12Vスイッチングアダプタを使うことにしました。この時の消費電力はAC100Vで1.5W程度だと思います。
12V電源から取るのにはもう一つ理由があります。バックライトを点灯させるには50mA程度の電流が必要なのです。停電時にデータが消えないようにNV-BS900から取った(交換した)5.5V0.22Fを入れました。