ソーラー式充電器の製作


現在、地球環境問題が深刻になっています。発電方式も太陽電池や風力が注目されています。
そこで、太陽電池を使ったニッカド電池充電器を作ってみました。これと太陽の光さえあれば、どこでも電池を充電できて使えます。アウトドアにも最適。災害のときも助かりますね。砂漠や無人島でも使えると思います。
昔、akiaのPentiumサブノートに単3電池4本で動くPCがありました。この充電器があれば、そのノートPCもOKですね(意味不明?)


STEP1
・部品は回路図を参考にしてください。トランジスタは同じ物でなくてもOKで、だいたいでいいです。
・回路は、秋月電子のDC-DCコンバータを使い、ソーラー電池の低い電圧(1.5〜3v)を5Vに上げます。次にNE555Pを使った発振回路でコイルに交流を発生させ、それをダイオードを通してニッカド電池に充電させる仕組みです。
・ソーラー電池は、模型用のを使うといいとおもいます。その際3V0.3A程度発電できるのを選んでください。
このDC-DCコンバータは、入力電圧が変動しても出力は安定しています。ただし、その範囲は4〜8Vで、それ以外は対象外となりますが、幸いなとこに、入力電圧を1.5V付近まで下げても出力はそれほど大きくは変動しませんでした(取り出す電流によってはダメだろうけど)。これならば、例え曇りの日でも安心して充電ができます。


STEP2
・22KΩの半固定抵抗は発振周波数をコントロールするもので、これを調整することによって、充電電流を調整することもできます。30mA〜最大198mAまで調整できましたが、安定して充電できるように半固定抵抗は全開にしていおてください。このときでは充電電流は50mA程度です(ソーラーが3V発電のとき)。このくらいだと、昼間まる1日充電すれば充電完了できるとおもいます(1.2V600mAHの電池の場合)。
・ニッカド電池の前に100Ω1W程度の抵抗を入れると、充電電流を抑制できます。ソーラー電池の発電電流が小さい物(100mA以下)は入れるといいです。しかし、充電電流が6mA程度になってしまうため、電池が満タンになるまで2週間くらいかかってしまいます(1.2V600mAHの電池の場合)。


STEP3
こんなんなりました。秋月の電池チェッカも付けてみましたが、コレがうまく動かないんです。


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