Panasonic DVD-A7 買って早々分解!! 届いたばかりの新品DVDプレーヤーの内部 |
DVDプレーヤが欲しくなって、松下のDVD-A7を買っちゃったわけですが(詳しくは「ぼやき」を見てください)、届いた商品を箱から出して手に取ってみると・・・ 重い!!説明書には重量は5.2kgと記されています。「おー さすが定価12万だけの品だなぁ~」と感心しつつ、ふと思ったこと→ 中身見てぇ!!!!
こんなに重いのなら、さぞかし中身が詰まっていて・・・(想像が膨らんでいく)・・・・・・ 思い立ったら即、行動!
分解しやった~♪
(届いてすぐ。電源入れる前!)
何時かは中身を知る時がくるだろうと思っていましたが、まさかこんなに早いとは・・・(爆) 電源入れて、動作確認する前に分解してしまいました。 内部は、思ったより結構ギッシリ詰まっています。メイン基板はガラスエポキシです。 電源部と、デジタル処理系、メイン基板に分かれています。 |
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トップカバーには、防振対策用(と思われる)ゴム板みたいのがくっつかってます。これだけでそれなりの重量があります。 | ![]() |
SW電源部です。ノイズフィルタは2段構成で、1次側の整流コンデンサは同じ容量のを3個並列にしてリップル除去率を高めているようです。 2次側には、見慣れない種類のコンデンサが使われています。松下のX-Pro(電源平滑用のAUDIOコンデンサらしい)です。あとPureism、ELNAのRTH(高耐熱、耐振動型)、がふんだんに使われています。 |
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これは映像処理系(デジタル)の基板です。RAM以外はすべて自社製のを使っています。裏側にはDOLY-DIGITAL/DTSデコーダー用LSI(自社製)がくっついていました。 雰囲気的にはNV-BS50Sのデジタル処理基板みたいな感じです。あ~ この両面実装型も何年後かには噴いてしまうのかなー |
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さっきの基板をはずすと、音響用コンデンサのオンパレードです♪ | ![]() |
小豆色しているのがELNAのCerafine、あと松下のPureismも写っています。マイラーコンデンサは全て「AUDIO」と刻印されたもの(緑色のやつです)が使われています。抵抗も、全て誤差+-1%のが使われています。 Cerafineの近くにリレーが2つありますが、これは電源ONやCDシーク時およびトラック移動時に動作しており、音声ミュートはこれで行っているようです。 |
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違う角度で。 手前に写っている黄色っぽいやつ(実際は金色です)は、ニチコンのFine Gold。その右側にある青紫のはOSコンです。あと、黒色のは全てPureismです。 あと、CD部の下にも、ブルーメタリックのコンデンサがびっしりでした。 この機体は、普通の(とされている)コンデンサはほとんど使われていません!! しっかし、ここまでやるとはスゴいですねぇ~。NV-FS900を思い出しちゃいましたよ。 |
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外見
インシュレータも一応飾りではないようです。そしてボトムプレートが・・・ | ![]() |
こんなに分厚いんです!(つっても分かりますかね?) 4mm程度あるんですよ。うーん、これはすごいというべきなのか(?)。 ある意味、重量をこれで稼いでいることになるんですが。 |
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背面端子群です。映像/音声2系統出力、アナログ5.1ch出力。デジタル出力は光/同軸。そしてコンポーネント出力があります。端子は全て金メッキです。 | ![]() |
使ってみる
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使用した感想ですが、まず音が良いです! まぁあのコンデンサたちを見た後だから、無理もないですわ。情報量が多く、聞き飽きません。ボーカルの息づかいもハッキリと分かり、臨場感もかなりのものです。 もっとも、私が今まで聞いてきた音の中ではの話で、高級CDプレーヤーと比べたらダメなのは分かってます。でも、この値段では十分満足行く物だと思います。 あと、動作が速いです。トレイの開閉からトラックのシークまで、ストレスは感じません。 このDVDプレーヤーは、中身を見れば「さすが松下!!」と言いたくなるものですね。細部までしっかり作られており、所有欲を満足させます。このつくりはSO*Yには絶対真似できないと思います。 |
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そしてCD-R(の音楽CD)を再生してみる・・・ 「再生できません」!? なんと! 焼いたCDが再生できない!! TV画面には「このディスクは再生できません」とのメッセージが。DVD-Rは再生できないことは知っていたが、まさかCD-Rまで・・・ ガーン。相当ショックでした。始めは、反射率の問題で認識しないのかと思って、等速で焼いたメディアでも試しましたが同じ。とすると、意図的にはじいている? いろいろとさまよった結果。こちらとこちらで問題が解決しました。そーか。波長の違いかぁー。 ということでRWメディアで焼いた物をいれてみると・・・ 再生できてる!! まだまだ研究の必要があるようだ・・・(どうしてもRメディアを認識させたい!) |