FMV-5100NUWを無理やり使う!
PCネットで\2980のジャンク品として入手した富士通ノートPCを3.5インチHDDで起動させます。
本当は2.5インチHDDで使うべきなのですが手元に無く、通販で買うと送料が高いので・・・



●春休みに秋葉原に行ってきました。
秋葉に行くと、必ず立ち寄る店の順番があって、その順番のクライマックスを飾るのがPCネットなのであります。
ここは中古PC専門の店で、秋葉原としてはお店も大きく、非常にゆったりとした感じです。
「中古品」として売られている物は割高なのですが、ジャンク品として打っているものは安いんです(あたりまえか)。品揃えも豊富で、1年に3回程度「ジャンク市」と開催し、ジャンク品は全て半額になります。
そしてそんなところで見つけたのが大量の富士通BIBLOです。
ジャンクコーナーには100台近いノートPCがあり、その半分はBIBLOでした。486DXを搭載したものやPentiumを搭載したバッテリー無しや、ヒンジ部分が大破した物まで売っていました。どれも\5000以下の手ごろな値段なので、気が付くと4人ほどのジャンクハンターに混ざりこんで、BIBLOを物色している自分が居ました(爆)。
そんな中で最終的に購入に踏み切ったのがFMV-5100NUWです。説明書きには「液晶暗い・ヒンジ部分ヒビ・HDD810MB」とありました。ヒンジ以外には大きな傷が無かったのでこれにしたのです。


●購入してからわかったのですが、HDDが入っていなかったんです。説明書きには「HDD810MB」と書いてあったのに・・・・
そんなことで、結局使えぬまま押し入れに入ってしまいました。


●購入当初スペック
CPU:Mobile Pentium100MHz
RAM:16MB(ONBORD)
HDD:none
LCD:11.3inch TFT
FDD:2.5inch 2MODE
SOUND:ESS1680
VGA:Chips&Technology-65589 PCI(1MB)


--------------  3.5インチHDDを取り付ける  ----------------

●「使っては見たいけど2.5インチのHDDがない」ということで押し入れに入っていたBIBLOですが、ある日ふと「2.5インチが無いんなら3.5インチを付ければいいんじゃん!」という考えが沸き起こりました。幸いなことに、FMV-5100NAW用のHDDマウンタが使えるので、そこからIDEケーブルをハンダ付けしてIDE機器を2台とりつけ可能なケーブルを自作し、手元にあったQuantum FBCR2.5(DMA33 2.5GB)を繋げてみました。もちろんHDD用の電源は別途必要ですので、これも押入れに入っていた12/5V出力のスイッチング電源で供給しました。

●4倍速CD-ROMドライブを使ってWindows98SEをインストールしている様子です。
さすがに4倍速は遅いです。あと、写真ではBIBLOのほうは液晶調整のため液晶ユニットも分解しているので原形を知ることはできませんね(笑)。

●動作のほうは、さすがメモリが16MBだけあって、
スワップ起きまくりです!
でも学校のPC9821XA13よりは快適なんです。
まぁ 使えないことはないんですがWindows95のほうが良いでしょう。



--------------  液晶ユニットを取りかえる  ----------------

●Wordを表示させたところです。写真を見てのとうり、液晶が黄色いんです! 黄色というよりは茶色といったほうがいいのかもしれません。VAIOの液晶と比べても一目瞭然ですね。でも、実際はもっと黄色いんです。この状態で見つづけると目が物凄く疲れます。とにかく見づらいんです。
バックライト用蛍光灯の色光を拡散させるためのシートによって、液晶の色が変わってしまうのですが、この場合は後者が原因のようです。 しばらく考え込んで、ふと「FMV-5100NAW(以下NAW)の液晶も11.3インチだよな? 
だったら交換しちゃえばいいんじゃん!!」ということになりました。

※液晶交換後だったので、手前に表示していますのがもとから付いていた液晶です。


●左がNAWの液晶で右がNUWの液晶(どちらも裏側)です。同じ11.3インチでも作りが違いますね。コネクタの形状も一致していたので交換はスムーズに行えました。


●見てください!! 見違えるほど美しくなりました! 今まではNUWの液晶が黄色かったためVAIOの液晶が真っ白に見えましたが、今度はNUWの液晶のほうが真っ白に見えてVAIOは赤っぽく見えるようになりました。

ものすごく上品な感じな画になりました。使い物にならないと思っていたNAWですが、部品取りとして結構役に立ってます(笑)。






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